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ストレスからくる凝りや痛みの方3

まず股関節がバランスよく動くように調整していきます。立っていても、座っていても身体を支えることになる股関節を整えていきます。(股関節は図1の○の部分です)
図1
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図2
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図2の説明ですが。

頚椎(けいつい)②胸椎(きょうつい)③椎間板(ついかんばん)④椎間孔(ついかんこう)⑤腰椎(ようつい)⑥仙骨・尾骨(せんこつ・びこつ)となります。
※ 説明に関係のないところもで出てきますが、ご容赦ください。

図3
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その後、上部胸椎(じょうぶきょうつい)<①と②の間>、
胸腰椎移行部(きょうようついいこうぶ)<②と⑤の間>、
肩甲間部(けんこうかんぶ)<図3>を整えていきます。

上部胸椎(じょうぶきょうつい)は、頚椎(けいつい)のすぐ下にあり、頭の重みなどでズレていることが非常に多く、ズレをなくしておく必要があります。

胸腰椎移行部(きょうようついいこうぶ)は特に座っているときに負担が掛かる部分で、座る時間が長い方などは、ここが後ろに出ないようにする必要があります。


肩甲間部(けんこうかんぶ)は腕を使うことや同じ姿勢を多くとる方が非常に負担の掛かるところなので、血流をよくしたり、肩甲骨に動きを付けていく必要があります。

この整える順番は症状により変わっていきますが、私が判断します。

その後、背骨にズレのあるものはそれを矯正(きょうせい)していきます。

この時、矯正音(きょうせいおん)<ボキボキという>がすることがあります。この音は関節摩擦音(かんせつまさつおん)とか、関節内圧(かんせつないあつ)が変わるからとか、骨が動くとき筋などを弾(はじ)く音と言われていますが、はっきりとは分かっていません。


矯正(きょうせい)する際には、接点・角度・方向・速度を充分考慮すれば決して危険なものではないのです。今まで、私のもとで、延べ2万人くらいの患者様が実際に矯正されていますが、怪我をされた方は一人もおりません。

凝りの状態によって矯正が必要ではないときがあり、そのようなときや、どうしてもボキボキされるのが怖いという方の場合などは、背骨を矯正しないときもあります。

背骨の矯正(きょうせい)や、各関節の矯正が終わり、筋肉のバランスを調整します。

そしてストレスの原因となる、前記ア・イ・ウをじっくり聴きながら治療をしていきます。
この時、私は、ただ話を聴くのではありません。ここが他の治療院と決定的な違いになると考えています。

私が6年間勉強したカウンセリング心理学を駆使しながら、傾聴(けいちょう)したいと思っています。簡単に言えば、皆さんの気持ちを考えながら、話を聴いていくことになります。ストレスを感じている患者様本人が、本当はどうだったらよいと考えているのかを聴きながら、一緒に考えていきたいと思います。いつもそういう気持ちで皆さんと接しております。

このような治療を繰り返し、全体のバランスを整えて、ストレスを軽減させ、自然治癒力(しぜんちゆりょく)を高めます。自然治癒力が高まるとどうなるかといいますと、血液循環が良くなり、細胞の隅々まで酸素が行き渡り少々の疲れやなどは自力で良くなってしまいます。

症状の改善は個人差が非常に大きく、一概には言えませんが、だいたい2ヶ月くらいで大きく変化してくると思います。
ですので、1回では判断できません。少し長い目で見て、ご判断していただきたいというのが当院の治療の特徴でもあります。

次に日常気をつけることに関するアドバイスも加えて治療していきます。

例えば、肩だけではなく、頚(くび)、股関節(こかんせつ)、膝関節(ひざかんせつ)、足関節(あしかんせつ)をバランスよく使えるようにして、頚(くび)肩への負担を減らすといったようなアドバイスです。


それは将来のストレスからくる凝りを予防するという意味もあるのです。当院では将来の凝りや痛みや突然の怪我を予防することを目的として、治療し、生活習慣を指導していく、といった流れを考えています。

# by watanabechiryoin | 2011-04-13 11:34 | ストレスからくる凝りや痛みの方

ストレスからくる凝りや痛みの方2

「対処方法」

次に対処法を考えて見ましょう。
物理化学的なものや生物学的なことは、冷えないようしたり、なるべく早く休むようにしたりといった基本的なことを心がけることが大事です。

社会的な精神緊張(上記ア・イ・ウ)のような場合には、これは一概にはいえないのですが、いろいろな対処法が考えられます。まずは、自分の中に溜め込まずに、誰かに話をしてしまうのが一番有効かと思います。こちらも、相手がまずありきなので、話を聞いてくれるよい相手がいなければなかなか大変です。

「相手がいないときへのアドバイス」
誰もいないところで一人で叫ぶ。新聞紙を丸めて棒のようにして、いらないクッションなどを叫びながら叩く。 スポーツをする。ストレッチをするなど。


「治療方法」

さて、ここでは、実際に皆様が、治療院に来ていただいたときのことを説明しましょう。

なぜ、ここで治療の説明をさせていただいたかといいますと、環境や自分を変えるのは、実はけっこう難しいことだからです。環境や自分を変えるのは言うのはたやすいですが、実際は大変です。

かくいう私も、大事なことを後回しにしてしまうという癖を変えたいと思うのですが、なかなか変えられない。皆さんと同じです。

私は、そういうときは治療をお勧めしています。治療を体験すると、今までわだかまっていたものが、ふっと、どうでもいいことのように思えたり、なんとなくポジティブになったりします。身体があるべき状態になると心もあるべき状態に近づいていきます。それも治療の効果の1つなのです。

ここからは、治療の流れをご説明します。

まずは全身をほぐして、身体のどこが一番問題なのかを探っていきます。実際、これだけでかなり筋肉の凝りがとれていくことも多いです。

しかし、当治療院ではそれだけに終わりません。その後、根本的に治療することを目指すのです。

その理由は「長期にわたって心と身体をよい状態で使っていただく」ということがあるからです。そのときだけよくなっても、翌日、また同じ状況に戻ってしまうのであれば、満足のいく治療とは言えないでしょう。皆さんの身体を一秒でも長く良い状態が続くようにしたい、それが私の目標なのです。

さて、当院で目指している「根本的に治療する」ということをご説明します。それは、凝りの原因を取り除くことです。原因を取り除くとは、疲労の蓄積や柔軟性の低下、各関節がバランスよく動いていないといったことを取り除くということです。身体のどの部分の凝りでも、同様のアプローチをします。


原因がなくなれば、凝りが起こりにくくなるわけですから、今ある身体の凝りは自然となくなります。再発の可能性はもちろんありますが、原因を取り除くと、ぐっと低くなります。良い状態を一秒でも長い間維持していただく、それは当治療院のモットーです。

# by watanabechiryoin | 2011-04-12 10:20 | ストレスからくる凝りや痛みの方

ストレスからくる凝りや痛みの方

「ストレスからくる凝りや痛みの方」

ストレスというと皆さんはどのようなことをイメージされますか。

そのまま意味を訳してみると、外部からの刺激がその人にとって負担として働く時に、その人の心や身体に生ずる機能的な変化となります。

簡単に言いってみると、外からの刺激で起こる心や身体の変化のことです。
例えば、冬暖かい部屋から急に寒いトイレに行ったときに温度差を辛く感じたりするような身体の変化もストレスと言えますし、人に嫌なことを言われて、気持ちが落ち込んだりといった気持ちの変化もストレスです。

まず、ストレスの原因を考えてみましょう。

ストレスの原因となる要素(ストレッサーといいます)は、いろいろあります。大きく分けると次のようになるかと思います。
①温度変化、騒音、化学物質など物理的化学的なもの。
②飢餓、感染、過労、睡眠不足などによる生物学的なもの。
③不安、怒り、恐怖、興奮などの社会的な精神緊張からくるもの。
などがあります。

ここではストレスによる疾患について、当院で最も多いように思われる、ストレスからくる筋肉の凝りについて説明したいと思います。

まず、ストレスからくる凝りですが、場所は特定できたら、いいのですが、残念ながら、ストレスが原因で身体が凝ってくる場合、ここだけが悪くなるというわけではありません。ですが、頚・肩・背部(くび・かた・はいぶ)が凝って・頚~後頭部の凝り→頭痛という順番が多いようです。

ということはつまり、風邪を引いているわけでもなく頭痛があったり、1週間以上も頭痛が長引くようなことがあれば、ストレスを疑ってみることが必要になるということなのです。

さて、ここで、凝りについての説明と、凝りとストレスの関係について少し説明します。

①通常、運動や重労働をすると、皆さん、腰や肩、頚など疲労を感じられると思います。身体のどこかが重い感じになります。このように運動から疲労物質が発生するのですが、それを乳酸(にゅうさん)といいます。腕立て伏せをして、腕がパンパンになったりする現象で、皆さん似たような経験はお持ちかと思います。その乳酸が筋肉中の毛細血管に長い時間残ってしまい、これが筋肉への酸素供給を邪魔して、痛みや凝りを引き起こしていきます。

②たとえば、同じ姿勢を続けている場合を考えてみましょう。その状態では、血流が極端に悪くなり、筋肉は緊張し収縮した状態になり、毛細血管を圧迫します。ですから、上で説明したような運動をしているわけではないのに、疲労感を感じられる方がいらっしゃるのです。筋肉を使って疲労しているわけではないのですが、疲労の原因となる乳酸(にゅうさん)が筋肉中の毛細血管に残ってしまい、肩凝りなどが起こってくるとされています。

③さて、身体がストレスを受けることを考えてみましょう。身体がストレスを受けると、毛細血管が収縮して毛細血管が圧迫された状態と同じになり、筋肉が緊張し収縮した状態になり、血流が極端に悪くなり凝りが起こってきます。ある意味で、同じ姿勢を続けたり、運動をしたり、重労働をしたりした場合と同じようになるといえます。

「原因」

暑かったり寒かったり、過労、睡眠不足といった化学物質からや生物学的なものからくるストレスは様々ですが、原因は疲れであったり、寝不足だったりすることもありますし、暑かったり、寒かったりするような理由もあるのです。

一方、怒りや不安といった社会的な精神緊張からくるストレスは原因がハッキリと分かりにくいものが多いです。

私の治療の経験からいいますと、仕事や家庭などの社会的な精神緊張からストレスを感じ、凝りを起こした場合は結構多く、その原因はおおよそ次の3つになります。

(ア)世の中に対して怒りやストレスがある。(例えば、日本の政治は全くなってないなど)
(イ)自分自身に対して怒りやストレスがある。(こんな簡単なこともできない自分という感覚や不甲斐無さなど)
(ウ)特定の相手に対して怒りやストレスがある。(うちの旦那は全然家のことを手伝ってくれない。会社の上司が全然自分を認めてくれない・・・など)

なかでも(ウ)が一番多いと思います。変える事の出来ない相手への要求が人を苦しめている場合が多くこのストレスが一番退治しにくいと思います。

# by watanabechiryoin | 2011-04-12 00:00 | ストレスからくる凝りや痛みの方

治療の流れ

治療の流れを簡単に説明いたします。

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大まかに説明しますとこんな感じです。

# by watanabechiryoin | 2011-02-22 08:57 | 治療の流れ

ギックリ腰3

治療方法

さて、それでは、実際に皆様が、治療院に来ていただいたときのことを説明しましょう。

まず強い痛みならそれを軽減させて、炎症が広範囲に広がらないような治療を施します。この時は鍼(はり)治療になることが多いです。

その後、根本的に治療することを目指します。

それは、腰の痛い方はこちら2で説明した腰の痛みの原因を取り除くことです。原因を取り除くとは疲労の蓄積や柔軟性の低下、各関節がバランスよく動いていないといったことを取り除くということです。身体のどの部分の痛みでも、同様のアプローチをします。

原因がなくなれば、痛みは自然となくなります。再発の可能性もぐっと低くなるのです。良い状態を長い間維持していただく、それは当治療院のモットーです。

まず股関節がバランスよく動くように調整していきます。立っていても、座っていても身体を支えることになる股関節を整えていきます。(股関節は図1の〇の部分です)
図1
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図2
ギックリ腰3_d0171013_19284168.jpg


図3
ギックリ腰3_d0171013_1929986.jpg


図2の説明ですが。
①頚椎(けいつい)②胸椎(きょうつい)③椎間板(ついかんばん)④椎間孔(ついかんこう)⑤腰椎(ようつい)⑥仙骨・尾骨(せんこつ・びこつ)となります。
説明に関係のないところもで出てきますが、ご容赦ください。

その後、上部胸椎(じょうぶきょうつい)<①と②の間>、
胸腰椎移行部(きょうようついいこうぶ)<②と⑤の間>、
肩甲間部(けんこうかんぶ)<図3>を整えていきます。

上部胸椎(じょうぶきょうつい)は、頚椎(けいつい)のすぐ下にあり、頭の重みなどでズレていることが非常に多く、ズレをなくしておく必要があります。

胸腰椎移行部(きょうようついいこうぶ)は特に座っているときに負担が掛かる部分で、座り仕事の人などは、ここが後ろに出ないようにする必要があります。

肩甲間部(けんこうかんぶ)は腕を使うことや同じ姿勢を多くとる方が非常に負担の掛かるところなので、血流をよくしたり、肩甲骨に動きを付けていく必要があります。

この整える順番は症状により変わっていきますが、私が判断します。

その後、背骨にズレのあるものはそれを矯正(きょうせい)していきます。
この時、矯正音(ボキボキという)がすることがあります。この音は関節摩擦音とか、関節内圧が変わるからとか、骨が動くとき筋などを弾く音と言われていますが、はっきりとは分かっていません。

矯正(きょうせい)する際には、接点・角度・方向・速度を充分考慮すれば決して危険なものではないのです。今まで、私のもとで、延べ2万人くらいの患者様が実際に矯正されていますが、怪我をされた方は一人もおりません。

腰痛の種類によって矯正が必要ではないときがあり、そのようなときや、どうしてもボキボキされるのが怖いという方の場合などは、背骨を矯正しないときもあります。

背骨の矯正(きょうせい)や、各関節の矯正が終わり、筋肉のバランスを調整します。
その後、必要に応じてテーピングをしたり、時にはサラシを巻いたりすることもあるかと思います。

このような治療を繰り返し、全体のバランスを整えて、自然治癒力(しぜんちゆりょく)を高めます。自然治癒力が高まるとどうなるかといいますと、血液循環が良くなり、細胞の隅々まで酸素が行き渡り少々の疲れやなどは自力で良くなってしまうということです。

そして、個人差がありますが、だいたい4週間ぐらいで症状は大きく改善していきます。そして、次第に日常気をつけることに関するアドバイスも加えて治療していきます。

例えば、腰だけではなく、頚(くび)、股関節(こかんせつ)、膝関節(ひざかんせつ)、足関節(あしかんせつ)をバランスよく使えるようにして、腰への負担を減らすといったようなアドバイスです。

それは将来のギックリ腰を予防するという意味もあるのです。当院では将来の痛みや突然の怪我を予防することを目的として、治療し、生活習慣を指導していく、といった流れを考えています。

# by watanabechiryoin | 2011-02-21 19:32 | 腰が痛い方はこちら
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